#接見 #面会
まず、逮捕されると身体検査みたな事をされます。
よく雑誌などで身体検査はお尻の穴まで見られるとかありますが、私の場合は看守のいる前で全部衣類を脱いで着替えるだけでした。
その後、指紋を採られます。もちろん全部の指と手のひらまで採られました。
そして写真撮影だったかな・・・嫌な記憶なので今思い出しても怒りと悔しさがこみ上げてきます。
そして、手荷物や靴など身に着けてきたものをチェックされてベルトなどは取るように言われて警察署で預かってもらいます。(警察署内で首吊りでもされたら大変だという危険回避だと思います。)
のちにトレーナーなどの部屋着を差入れしてもらい着替えますが、逮捕されるなど夢にも思っていなかったので私はスーツに革靴でした。
テレビドラマや映画のようにすぐに弁護士や家族が接見(面会)に来てくれる事はなく、不安と孤独感の中で胃が痛くなり頭はクラクラ熱があるような感じで時間もわからず途方にくれ表現できません。
朝の7時頃に刑事が4人ほど突然あらわれて「署まで来てください。」「いろいろ聞きたい事があります。」と言われて警察署へ連行されました。
私はいつものように仕事へ行く用意をしていてスーツを着ていたら突然!!「なに?」って感じでした。
取調中も独居牢でも早く弁護士が接見に来てくれて刑事に無実だと説明してほしい。家族が接見にきてくれたら仕事に行けないのでお客様などに連絡してと伝えたいとかイロイロ思いましたが・・・牢屋の中では拘禁されていては刑事か看守にお願いして連絡してもらうしか無い状態なので大変でした。
逮捕された夜に一人目の弁護士がきてくれましたが・・・
逮捕された事件の罪状や認否や事実関係を説明したのですが7人の弁護士は受任してくれませんでした。
それほど否認事件は重大なのです。
弁護士も慎重になるし重責になるし何年間も闘う覚悟がないと受任できませんよね。
受任して一緒に闘ってくれた若手の弁護士は今も命の恩人だと思います。
とにかく接見は嬉しいものです。
心も体もボロボロにされフクロ叩きにされているのですから、自分の見方だと思うだけでも涙がこぼれるくらい嬉しく心強く思え嬉しいものです。
否認事件は接見禁止にされるので弁護士としか会えません。
ほんとは家族と会いたいし友達にも会いたいのですが否認してると接見禁止になり手紙も出せません。
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