#無罪判決 #一審確定
無罪判決は、99.99%でないといわれています。
ましてや一審で無罪が確定するのは、ほとんどありません。
99,999%くらいでしょうか?
もっと凄い事だと思います。
完全に無実だった!
起訴したのは間違いだった!
検察官も起訴した以上は、全力で有罪に持ち込もうとします。
もりろん無罪判決が出たとしても控訴します。上告します。上訴します。
普通は、第一審で無罪判決が出たら控訴して、第二審でも無罪判決が出たら上告します。
控訴と上告という言葉は、どちらも似たような場面で使われるため、同じ意味の言葉の別の表現と思われる方もいるかもしれません。
確かにこの二つの言葉の基本的な意味は同じで、現在の判決に不満がある場合に、今よりも上の裁判所にその判決の破棄、あるいは変更を求めるために行う不服申し立てのことです。
これらをまとめて「上訴」と呼び、これは刑事事件でも民事事件でも行うことができます。
しかし、わざわざ二つの言葉が用意されているのには理由があります。控訴は「第一審」の場合に使い、上告は「第二審」の場合に使われるのです。
第一審が地方裁判所で行われた場合、その判決に不満があり、もう一度審議してもらいたいと考えたなら、高等裁判所に「控訴」することができます。
そして第二審、つまり高等裁判所で出された判決に納得がいかなかった場合、今度は最高裁判所に「上告」することができます。
刑事も検事も自分の人生を懸けていると思いますが、被告人も人生が懸かっています。
起訴さらたら無罪判決を取ろうとする弁護士も少ないと感じました。
まったく不利な闘いなのです。
団体戦と個人戦の闘いですから、普通は闘うより情状を狙いますよね。
宝くじの一等賞が当たるような確率ですから諦める人が多いと思います。
でも無罪判決が一審で確定しても被害回復など何もしません。
人の人生が崩壊したら被害回復なんてできるはずがありません。
それほど逮捕される。
被疑者にされる。
起訴される。
被告人とされる。
社会的にも抹殺されたのと同じです。
しかも無実の人間が・・・。
ほんと酷い事件です。
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