#拘置所

私は、外から拘置所の高い壁を見上げた事はあったのですが、拘置所内に入ったのは初めてなので緊張しました。


私は、警察署から否認事件だからか?接見禁止だからか?拘置所へ一人で移送されました。

よくテレビドラマや映画では大きなバスに10人くらいが乗り移送されるシーンを観たので誰かと一緒にと思っていましたが、私は一人で移送されました。


移送中は窓から見える景色が懐かしくも新鮮でした。


警察署の留置場から外の景色は見えず、取調室と留置所と廊下くらいで外の景色は見えませんでした。


警察署の留置場で休憩時間に小さな中庭みたいな広場に出してもらい日光を浴びれるのが、空を見えるのが楽しみでした。外の景色が見えると季節を感じたり安らぐのでしょうが、強制的に外が見れないのは結構なストレスになりました。


拘置所に到着したら、また身体検査があり衣類や持ち物検査がありました。写真や指紋などは警察署でとったので拘置所ではとりませんでした。


拘置所でも独居牢で四畳くらいの部屋にトイレと洗面がありました。窓もあったのですが外の景色は見れないように遮へいされていました。


さすがに拘置所は、牢屋の数も多くて廊下も長く暗い感じがしました。

地方なので大きな拘置所ではないようですが、1000人くらいはいそうな感じでした。


廊下を歩いている時に見たのですが、大部屋は5人から10人くらいいるようでした。


お風呂も一人で入れたので、映画で観たように手を湯船から上げて入浴するとかもなく一般的な小さめのユニットバスでした。安全の為か鏡とかは取り外してありました。


お風呂だけは癒されました。


酷い事ですが400日も拘禁されたので四季をすごしました。


警察署留置場では、2月から7月までの寒い冬から春にかわり、蒸し暑い梅雨から暑い初夏をすごしました。


拘置所では、7月から3月までのくそ暑い猛暑の夏から秋にかわり、落ち葉ちる秋から窓が凍る冬が過ぎ二度目の春に保釈されました。


髪の毛は、拘置所内で受刑者の方に切ってもらいました。くそ暑い夏には坊主にしてもらおうかと思いましたが坊主にすると受刑者みたいなので止めました。拘置所の隣が刑務所らしく受刑者の方が食事など色々とお世話してくれました。お世話になりました。ありがとうございます。


拘置所の看守は24時間体制で一定の時間には廊下を歩いて見回りにきていました。

鉄の扉に小さな立て長の窓がありそこから中に居る被告人を監視していました。


看守にも個性がありました。3~4人体制で各フロアごとに巡回しているようでした。呼び鈴というかボタンを押すと棒が出るのか来てくれて、鉄の扉の横に付いている小窓から小声で話しができました。


自由に会話もできない状態で接見禁止になり長期間になると自分が言葉を出せるのか心配になります。朝一番、自分の番号を言うだけですから人間として声がでるのか心配になってきますよ。


どの牢屋かわかりませんが泣き声も何度も聞きました。とくに印象に残っているのがクリスマスと大晦日に泣いている人が多かった事です。私も心がジーンとしました。


そうそう、クリスマスにはケーキと鶏肉(もも焼き)がでました。なんとお正月にはお節料理のようなお弁当も出ました。


拘置所には医師も居るようで薬物中毒者や精神不安定な人や眠れない人などには薬も出ていたようです。


ちなみに私も眠れないし精神不安定な状態でしたが薬など飲む気もしませんでした。

留置場や拘置所で長期間拘禁されていたら誰でも眠れないし精神不安定になると思います。

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